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にぎょう
ふりがな文庫
“にぎょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
二行
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二行
(逆引き)
保吉は悪魔の微笑の中にありありとファウストの
二行
(
にぎょう
)
を感じた。——「一切の理論は灰色だが、緑なのは
黄金
(
こがね
)
なす生活の
樹
(
き
)
だ!」
保吉の手帳から
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
これより鳳山亭の
登
(
のぼ
)
りみち、
泉
(
いづみ
)
ある処に近き
荼毘所
(
とびじょ
)
の
迹
(
あと
)
を見る。石を
二行
(
にぎょう
)
に積みて、其間の土を
掘
(
ほ
)
りて
竈
(
かまど
)
とし、その上に
桁
(
けた
)
の如く薪を
架
(
か
)
し、これを
棺
(
かん
)
を
載
(
の
)
するところとす。
みちの記
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
知っての通り親父は
極
(
ごく
)
堅いので、あの手紙を書くにも隠れて
漸
(
ようよ
)
う
二行
(
にぎょう
)
ぐらい書くと、親父に呼ばれるから、筆を下に置いて又
一行
(
ひとくだり
)
書き、
終
(
しま
)
いの一行は庭の
植込
(
うえご
)
みの中で書きましたが
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
にぎょう(二行)の例文をもっと
(3作品)
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