“なおさら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
尚更53.9%
猶更46.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元来女の性質は単純シンプルな物事に信じ易いものだから、尚更なおさらこういうことが、いちじるしく現われるかもしれぬ。
テレパシー (新字新仮名) / 水野葉舟(著)
段々機械の力に圧倒されて、正直な仕事が衰えてきた今日、尚更なおさら手仕事のよき面をかえりみるべきだと思います。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
「私の今日こんにちの境涯では猶更なおさらそうです——しかし、叔父さん、そういう感じのする時が、一番心は軟かですネ」
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
距離にすれば恐らく二十間とはへだっていない彼等の悪意なき無関心が、悪意なきが故に猶更なおさらうらめしく思われた。
お勢登場 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)