“ないらん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
内乱50.0%
内覧50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
形勢けいせいきゅうなるは、幕末の時にしてらに急なるその内乱ないらん危急ききゅうの場合に際し、外国人の挙動きょどうは如何というに、はなは平気へいきにして干渉かんしょうなどの様子ようすなきのみならず
横浜の貿易に非常の影響えいきょうこうむらざるを得ず、すなわち外人の恐惶きょうこうもよおしたる所以ゆえんにして、彼等の利害上、内乱ないらん干渉かんしょうしてますますその騒動を大ならしむるがごときおもいもらず
関白は、うじ長者ちょうじゃといわれ、参内には、内覧ないらん兵仗へいじょう牛車ぎっしゃをゆるされる人臣至上の職であるが、尾張中村の一百姓の子には、もともと、はっきりしたうじも家系もない。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)