“内覧（ないらん）” の例文

関白は、氏（うじ）の長者（ちょうじゃ）といわれ、参内には、内覧（ないらん）、兵仗（へいじょう）、牛車（ぎっしゃ）をゆるされる人臣至上の職であるが、尾張中村の一百姓の子には、もともと、はっきりした氏（うじ）も家系もない。

新書太閤記：11 第十一分冊 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

“内覧”の意味

《名詞》
内覧（ないらん）

内々に見ること。

摂政、関白などが天皇に奏上する文書を内々に見て、天皇の政務を代行すること。

摂政・関白が置かれていない時、または病気などで職務を行えない時に、摂政・関白に代わって、その職を行なった役職。
(出典:Wiktionary)

“内覧”の解説

内覧（ないらん）とは、天皇に奉る文書や、天皇が裁可する文書など一切を先に見ること、またはその令外官の役職。
転じて、事前展示により一般公開前に特定の人（上得意、会員カード保有者など）に商品などを公開することを内覧、または内覧会とも言う。
また、特定の取引先などをターゲットにした展示会も内覧会という。
本項では前者のみを扱う。
(出典:Wikipedia)

内	常用漢字 小２ 部首:⼌ 4画
覧	常用漢字 小６ 部首:⾒ 17画