“どうしゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
道者80.0%
磠砂20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今は東京市内になった高井戸たかいどあたりの子どもが、もとは甲州街道に出て富士登りの道者どうしゃ
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
田舎から道者どうしゃがラサ府へ出て来ると金をくれろというです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
如何どうしても完全な磠砂どうしゃにならない、くわうるにやかましくて/\たまらぬから一旦めにした。けれども気強きづよい男はマダ罷めない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
それから今度は磠砂どうしゃ製造の野心を起して、ず第一の必要は塩酸暗謨尼亜アンモニアであるが、是れも勿論もちろん薬店くすりやにある品物でない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
勿論もちろん製造の本人如何どうでもうでもして磠砂どうしゃと云う物をこしらえて見ましょうと云う熱心があるから、臭いのも何も構わぬ、しきりに試みて居るけれども、何分なにぶん周辺まわりの者がやかましい。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)