“とがめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
86.4%
咎目4.5%
4.5%
詰責4.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
利安は甲斐守歸邸の上、いかなるとがめはうも知れぬ事ではあるが、是非なき場合ゆゑ、物蔭から見させようと云つた。
栗山大膳 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
双方打解けて波風なみかぜなく治まりのついたのは誠に目出度めでたい、何もとがめ立てするにも及ばぬようだが
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
父親が死んだので、佐伯五平の奴は、軽いお咎目とがめがあっただけで、なんの事もなく済んでしまった。だが、おれも、もう、物心がついていたから、本当に父親が不浄ふじょうの金を商人から取ったかとらなかったかぐれえなことは、よく分っていた。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
黄生うちゑみて『きに実を告げざりしとがめにやあらむ、うべなり、この厄に遇はむとはしたる。今や卿を知り得たり。卿もし疎くもてなさば艾もてくゆらしやらむ』とたはぶれつ。
『聊斎志異』より (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
鋭い良心の詰責とがめは、身をまもる余儀なさの弁解いひわけと闘つて、胸には刺されるやうな深い/\悲痛いたみを感ずる。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)