“てんがんつう”の漢字の書き方と例文
語句割合
天眼通100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「さすがは親分、天眼通てんがんつうだね。実は親分、あっしは小梅の寮へ行って、これを手に入れたんです」
銭形平次捕物控:245 春宵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
落しっこない性質のものを三輪君の方へ廻した理由わけも、我れ天眼通てんがんつうにはあらざれどもだ、ハッハヽヽ、分っているよ。何うだね。もう好い加減に逐一白状してしまい給え
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
わたくしはこのおかたかたならぬみちびきによりて、からくもこころやみからすくげられ、おそのうえ天眼通てんがんつうその能力のうりょく仕込しこまれて、ドーやらこちらの世界せかい一人ひとりちができるようになったのでございます。