“てんかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:テンカイ
語句割合
展開50.0%
天海35.7%
天界14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
代助は立ちながら、画巻物ゑまきもの展開てんかいした様な、横長よこなが色彩しきさいを眺めてゐたが、どう云ふものか、此前このまへて見た時よりは、いたく見劣りがする。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ところが奇妙にも宗教心があって、天海てんかいだの崇伝すうでんだのというような、坊さんをそばへ集めたものだ。そうして真実キリシタンをも、信仰したということだ。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
また、かれらのなかには、まれには、学者がくしゃのおちぶれも、まじっていますので、およびもつかない天界てんかいのことや、または吉凶きっきょう予言よげんみたいなことまでももうしあげます。
珍しい酒もり (新字新仮名) / 小川未明(著)