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天海
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てんかい
ふりがな文庫
“
天海
(
てんかい
)” の例文
「
天海
(
てんかい
)
を
翔
(
か
)
けあるいて来たなどとよく冗談をいっておられましたが——恐らくあのお方は、日本じゅうご存知ないところはございますまい」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ところが奇妙にも宗教心があって、
天海
(
てんかい
)
だの
崇伝
(
すうでん
)
だのというような、坊さんをそばへ集めたものだ。そうして真実キリシタンをも、信仰したということだ。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「太郎どの、わすれたか、おん身は拙僧のひざの上であそんだこともあるはず。——
喜多院
(
きたいん
)
の
天海
(
てんかい
)
じゃよ」
幻術天魔太郎
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
花をさそう風は梢をさわがして、茶店の軒も
葭簀
(
よしず
)
も一面に白い。わたしは悠然として心太を
啜
(
すす
)
る。
天海
(
てんかい
)
僧正の墓のまえで、わたしは少年の昔にかえった。(明治32・4)
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
里見の
天海
(
てんかい
)
たる
丶大
(
ちゆだい
)
や防禦使の
大角
(
だいかく
)
まで引っ張り出して幕下でも勤まる端役を振り当てた
下
(
した
)
ごしらえは大掛りだが、肝腎の合戦は
音音
(
おとね
)
が
仁田山晋六
(
にたやましんろく
)
の船を
燔
(
や
)
いたのが一番壮烈で
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
“天海”の解説
天海(てんかい、天文5年(1536年)? - 寛永20年10月2日(1643年11月13日))は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての天台宗の僧、大僧正。尊号は、院号は、諡号は。
徳川家康の側近として、江戸幕府初期の朝廷政策・宗教政策に深く関与した。
(出典:Wikipedia)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
海
常用漢字
小2
部首:⽔
9画
“天海”で始まる語句
天海僧正