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燔
ふりがな文庫
“燔”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
や
90.0%
あぶ
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
や
(逆引き)
灯
(
ひ
)
に照らして見ると、彼は
青面
(
せいめん
)
の大きい
※猿
(
かくえん
)
に変じていた。打ち殺してそれを火に
燔
(
や
)
くと、その臭気が数里にきこえた。
中国怪奇小説集:10 夷堅志(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
また能く火と変じ、その竜火湿を得ればすなわち
焔
(
も
)
ゆ、水を得ればすなわち
燔
(
や
)
く、人火を以てこれを逐えばすなわち
息
(
や
)
む、竜は卵生にして思抱す〉
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
燔(や)の例文をもっと
(9作品)
見る
あぶ
(逆引き)
卵は卵の
儘
(
まま
)
にてその功を為すべし、
雛
(
ひな
)
は雛の儘にてその功を為すべし、時機に依れば、彼れ
自
(
みずか
)
ら卵を煮、雛を
燔
(
あぶ
)
るも、以てさらに意と
為
(
な
)
さざればなり。
然
(
しか
)
れどもこれを以て、彼を残忍なりという
莫
(
なか
)
れ。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
燔(あぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
燔
漢検1級
部首:⽕
16画
“燔”を含む語句
燔刑
燔祭
燔牲
燔肉
“燔”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
南方熊楠
内田魯庵
高村光太郎
幸田露伴
岡本綺堂