“燔祭”の読み方と例文
読み方割合
はんさい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一時の愛と母性というただ二つの偶像に燔祭はんさいとしてささげられて、いたずらに燃えつくしてる、その熱烈豊饒ほうじょうな力をもってる無数の女を
「心を尽くし、知恵を尽くし、力を尽くして神を愛し、また己のごとく隣を愛する」は、もろもろの燔祭はんさいおよび犠牲いけにえに勝るなり。(一二の三二—三三)
我わが心を盡し、萬人よろづのひとのひとしく用ゐる言葉にて、この新なる恩惠めぐみふさはしき燔祭はんさいを神にさゝげ 八八—九〇
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)