“つゝぱ”の漢字の書き方と例文
語句割合
突張100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
母の潤んだひとみが、子供たちに向つてさう哀願してゐる。だが、長男は棒のやうに突張つゝぱつたきりだつた。
父の帰宅 (新字旧仮名) / 小寺菊子(著)
元二げんじ前途ゆくて見渡みわたして、これから突張つゝぱつてして瓜井戸うりゐど宿やどはひるか、こゝのつをしたとつては、旅籠屋はたごやおこしてもめてはくれない、たしない路銀ろぎん江戸えどまでくのに
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)