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つゝじ
ふりがな文庫
“つゝじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
躑躅
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
躑躅
(逆引き)
岡の上には到るところに
躑躅
(
つゝじ
)
の花が咲いてゐた。斯の花は牛が食はない爲に、それで斯う繁茂して居るといふ。
烏帽子山麓の牧場
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
恰
(
あたか
)
も
切立
(
きつたて
)
の
崖上
(
がけうへ
)
で、
縁
(
えん
)
の
小庭
(
こには
)
に、
飛石
(
とびいし
)
三
(
み
)
つ
四
(
よ
)
つ。
躑躅
(
つゝじ
)
——
驚
(
おどろ
)
くな——
山吹
(
やまぶき
)
などを
輕
(
かる
)
くあしらつた、
此
(
こ
)
の
角座敷
(
かどざしき
)
。
飯坂ゆき
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
藤
(
ふぢ
)
山吹
(
やまぶき
)
の花早くも散りて、新樹のかげ忽ち
小暗
(
をぐら
)
く、
盛
(
さかり
)
久しき
躑躅
(
つゝじ
)
の花の色も稍うつろひ行く時、松のみどりの長くのびて、
金色
(
こんじき
)
の花粉風
来
(
きた
)
れば烟の如く飛びまがふ。
来青花
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
つゝじ(躑躅)の例文をもっと
(17作品)
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