“つゝか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
突掛60.0%
支20.0%
突懸20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
足音(あしおと)は向ふへ遠退(とおの)いて行く。三四郎は庭先(にはさき)へ廻つて下駄を突掛(つゝか)けた儘孟宗藪の所から、一間余の土手を這ひ下りて、提燈のあとを追掛(おつか)けて行つた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「なる程そんな約束をした事は確(たしか)にあつた。」博士は両手を卓子(テエブル)の上に支(つゝか)ひ棒(ぼう)にして、その上に膨れた顔を載せて平気で言つた。
『モウ要(い)らん。』と凄じく怒鳴るや否や、周章(あたふた)下駄を突懸(つゝか)けて、疾風の樣に飛出したが、小路の入口でイヤと云ふ程電信柱に額を打附(ぶつつ)けた。
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)