“ちょういん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
張允20.0%
調印20.0%
張胤20.0%
張音20.0%
澄印20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この日、曹操はよほど大満悦だったとみえ、さらに、蔡瑁を封じて、平南侯へいなんこう水軍大都督とし、また張允ちょういん助順侯じょじゅんこう水軍副都督に任命した。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
見おぼえのあるような手蹟と思って、ひらいてみると、果たして、それは曹操の幕下で日常顔を見ている張允ちょういんの手簡ではないか。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
老中等は事の要不要ようふようを問わず、わるるまま一々調印ちょういんしたるにぞ、小栗もほとんど当惑とうわくせりという。
これも必要なりれも入用なりとて兵器は勿論もちろん被服ひふく帽子ぼうしの類に至るまで仏国品を取寄とりよするの約束やくそくを結びながら、その都度つど小栗にははからずしてただち老中ろうじゅう調印ちょういんを求めたるに
天祐丙子てんゆうひのえねの年、浙西せっせいの軍士周交しゅうこうが乱をおこして、大将の秦進忠しんしんちゅうをはじめ、張胤ちょういんら十数人を殺しました。
献帝はまたしても無念の御涙おんなみだをどうすることもできない面持ちを示された。ぜひなく、次の日ふたたび高廟使張音ちょういんを勅使とし、最愛の皇女おふた方を車に乗せ、玉璽を捧げて、魏王宮へいたらしめた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
僧正では、東南院の聖尋しょうじん、峰ノ春雅しゅんが、妙法院の執事澄印ちょういん
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)