“ちくまかは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
千曲川50.0%
千隈川50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我国の鮏は初秋より北海をいで千曲川ちくまかは阿加川あかかは両大河ふたつのだいがさかのぼる、これ其子をうまんとて也。女魚めな男魚をなしたがふてのぼる。さかのぼる事およそ五十余里、河にある事およそ五か月あまり也。
我がとも信州の人のかたりしは、同じ所の人千曲川ちくまかはへ夏の夜釣よづりゆきしに、人の三人もをるべきほどのをりよきいは水よりなかばいでたるあり、よき釣場つりばなりとてこれにのぼりてつりをたれてゐたりしに
総滝そたきとは新潟にひがたみなとより四十余里の川上、千隈川ちくまかはのほとり割野わりの村にちかき所のながれにあり。信濃しなの丹波島たんばじまより新潟にひがたまでを流るゝあひだながれたきをなすはこゝのみなり。