“ちうなごん”の漢字の書き方と例文
語句割合
中納言100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東下あづまくだりの路すがら、菊川きくがはの西岸に宿つて、末路の哀歌を障子に書きつけた中御門なかみかど中納言ちうなごん宗行むねゆききやうもさうである。
天竜川 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
指てまゐられ候なりと申上るに中納言ちうなごん綱條卿斯と御聞とりあそばし伊豆守同道とは何事ならんと御まち有けるにもなく兩人御館へ參られ伊豆守越前守同道參上さんじやうつかまつり御目見をねがたてまつると取次を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
左京太夫頼淳よりあつと號して從四位少將せうしやうに任じて家督かとくとし主税頭ちからのかみ信房卿は是より本家相續さうぞく相成あひなり紀州和歌山にて五十五萬五千石のぬしとはなり玉へり舍兄しやけい綱教卿は忌服きふく十二月朔日ついたちに明けよく二日從三位中納言ちうなごんに任ぜられ給ひけり。
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
此時中納言ちうなごん綱條卿の御意には伊豆守を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)