“たわむ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タワム
語句割合
99.0%
0.5%
0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
思うておるのに、呑気のんきらしゅう不義のたわむれに遊びほうけておるとは何のことか! 見苦しい姿見とうもない! 早々に両名共追放せい!
老中の眼鏡 (新字新仮名) / 佐々木味津三(著)
雨龍の眼をぬすんで、ほんの浮気なたわむれ対手になっていた小六であったので、ぎッくりと身を刎ね起して逃げようとするのを
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
護法堂の布袋ほてい、囲りに唐児からこたわむれて居る巨大な金色の布袋なのだが、其が彫塑であるという専門的穿鑿をおいても、この位心持よい布袋を私は初めて見た。
長崎の一瞥 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)