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唐児
ふりがな文庫
“唐児”の読み方と例文
読み方
割合
からこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からこ
(逆引き)
護法堂の
布袋
(
ほてい
)
、囲りに
唐児
(
からこ
)
が
遊
(
たわむ
)
れて居る巨大な金色の布袋なのだが、其が彫塑であるという専門的穿鑿をおいても、この位心持よい布袋を私は初めて見た。
長崎の一瞥
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
それから助手の子供らは、まるで絵にある
唐児
(
からこ
)
です。あたまをまん中だけ残して、くりくり
剃
(
そ
)
って、
恭
(
うやうや
)
しく両手を
拱
(
こまね
)
いて、陳氏のうしろに立っていました。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「
唐児
(
からこ
)
わげ」を「からわ」という。
日本紀
(
にほんぎ
)
に角子を「あげまきからわ」と訓してあるそうで、もしかすると「からわ」また「からは」は初めには頭を意味したかもしれない。
言葉の不思議
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
唐児(からこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
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