“たなか”の漢字の書き方と例文
語句割合
田中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二、三年前、田中たなかさんから頼まれたのです。その頃頼みに来て下さった方はもう御卒業なさったでしょう。それ以来十数回の御依頼を受けましたが、みんな御断りしました。
無題 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「あ、田中たなかやつ、おれらが畑から来たとき、ここにいて先生の服をいじってたっけが……」
錯覚の拷問室 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
るといつたらうそいが、るべく喧嘩けんくわはうかちだよ、いよ/\先方さきりにたら仕方しかたい、なにいざとへば田中たなか正太郎位しようたらうぐらゐ小指こゆびさきさと、ちからいはわすれて
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)