“たちば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
立場60.0%
立端40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此燒土このやけつちついて、武内桂舟畫伯たけうちけいしうぐわはくせつがある。陶器通たうきつう立場たちばからしてかんがへてたので、つちやけさうすまでくといふのは、容易よういでない。
一方に山の雪を望み、一方に都の煙を眺むる儂の住居は、即ち都の味と田舎の趣とを両手に握らんとする儂の立場たちばと慾望を示して居るとも云える。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
あいにく相手が戻って来たので、二人も立端たちばをうしなってしまった。
小坂部姫 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
是までに相成って今不承知じゃと仰しゃっては圖書は立端たちばがございません、此処これに参っておる朋友の者は皆前々ぜん/\同屋敷におりました同役の者ばかりで、これにお聞き遊ばせば知れまするが