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たてば
ふりがな文庫
“たてば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
立場
76.9%
建場
23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立場
(逆引き)
奥州……花巻より十余里の路上には、
立場
(
たてば
)
三ヶ所あり。その他はただ青き山と原野なり。人煙の
稀少
(
まれ
)
なること北海道石狩の平野よりも甚し。
遠野の奇聞
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
畠
(
はたけ
)
の麦は熟し、田植えもすでに終わりかけるころで、行く先の
立場
(
たてば
)
は青葉に包まれ、草も木も共に六月の生気を呼吸していた。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
たてば(立場)の例文をもっと
(50作品+)
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建場
(逆引き)
それからのちのことはさわも知っている、彼は三条へいって
建場
(
たてば
)
の
馬子
(
まご
)
になり、そこで知りあった人に拾われて、六日町の吉野屋吉兵衛という宿屋へ住み込んだ。
榎物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
差当り何うすることも出来ないので、胸をさすって駕籠にゆられて行くと、朝の五つ半(午前九時)前に沼津の宿に這入って、宿はずれの
建場
(
たてば
)
茶屋に休むことになりました。
三浦老人昔話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
たてば(建場)の例文をもっと
(18作品)
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