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たがね
ふりがな文庫
“たがね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
鏨
80.0%
鑿
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鏨
(逆引き)
「櫻材をもつて模型をつくり數多の
鑢
(
やすり
)
と
鏨
(
たがね
)
をあつらへ、銅又は眞鍮を用ひて、長方形大小各種の種字を作りだし」云々。
光をかかぐる人々
(旧字旧仮名)
/
徳永直
(著)
二人はそれを伏し拝んで、かすかな
燈火
(
ともしび
)
の明りにすかして、地蔵尊の額を見た。
白毫
(
びゃくごう
)
の右左に、
鏨
(
たがね
)
で彫ったような十文字の
疵
(
きず
)
があざやかに見えた。
山椒大夫
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
たがね(鏨)の例文をもっと
(16作品)
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鑿
(逆引き)
清の
名乗
(
なのり
)
は、勿論、恩師窪田
清音
(
すがね
)
の一字。一刀一刀鍛つごとに、鉄へ切り込む
鑿
(
たがね
)
のごとく、その人を忘れまいとする彼の気持から選んだ名であることはいう迄もない。
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
フォーシュルヴァンは震え上がって息もつけなかったが、それでも鋭利な
鑿
(
たがね
)
と
金槌
(
かなづち
)
とを取って、上の板をはねのけた。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
たがね(鑿)の例文をもっと
(4作品)
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