“そばや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蕎麦屋82.4%
蕎麥屋13.2%
蕎麦店4.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家々では大提燈ちょうちんを出して店の灯を明るくした。酒屋はせわしげで、蕎麦屋そばやは火をおこし、おでんの屋台はさかんに湯気ゆげをたてた。
はまなべ、あをやぎの時節じせつでなし、鰌汁どぢやうじる可恐おそろしい、せい/″\門前もんぜんあたりの蕎麥屋そばやか、境内けいだい團子屋だんごやで、雜煮ざふにのぬきでびんごと正宗まさむねかんであらう。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そして、歩いているうちに空腹を覚えて来たので、路傍みちばた蕎麦店そばやを見つけて入り、そこで蕎麦をってまた歩いた。
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)