“せいしよく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
生食50.0%
声色25.0%
聲色25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
声色せいしよく飲食いんしよくは、その美なるをこのまず、第宅ていたく器物きぶつはその奇なるを要せず、あれば則ちあるにしたがひてこれを楽しみ、無くば則ち無きにまかせて晏如あんじよたり。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山と水と寂寞として地に横はり、星と月と寂寞じやくまくとして天にかゝれり。うるはしのはみかな。願はくは月よ傾かざれ、星よ沈まざれ、永久とはの夜の、この世の聲色せいしよくおほひつゝめよかし。
清見寺の鐘声 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)