“生食”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いけずき50.0%
せいしよく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この頃、頼朝は生食いけずき磨墨するすみという二匹の名馬を持っていた。この生食をしきりに欲しがったのは梶原源太景季かげすえである。梶原は頼朝に度々生食拝領を願い出たが
だれでも知つているとおり、源太は頼朝が秘蔵の名馬生食いけずきを懇望したがていよく断られた。そしてそのかわりに生食には少し劣るが、やはり稀代の逸物である磨墨するすみという名馬を与えられた。
余裕のことなど (新字新仮名) / 伊丹万作(著)
パレスタイン第一の橄欖林かんらんりんあり。皆古木。何千株なるを知らず。橄欖の実は九月に熟す。生食せいしよくし、塩蔵し、オリーブ油を製し、また石鹸しやぼんの原料となる。
生食せいしよく8・5(夕)