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生食
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いけずき
ふりがな文庫
“
生食
(
いけずき
)” の例文
この頃、頼朝は
生食
(
いけずき
)
、
磨墨
(
するすみ
)
という二匹の名馬を持っていた。この生食をしきりに欲しがったのは梶原源太
景季
(
かげすえ
)
である。梶原は頼朝に度々生食拝領を願い出たが
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
だれでも知つているとおり、源太は頼朝が秘蔵の名馬
生食
(
いけずき
)
を懇望したがていよく断られた。そしてそのかわりに生食には少し劣るが、やはり稀代の逸物である
磨墨
(
するすみ
)
という名馬を与えられた。
余裕のことなど
(新字新仮名)
/
伊丹万作
(著)
いかに宇治川早しといえども、乗る馬は日本一の名馬
生食
(
いけずき
)
である。真一文字に川を渡ると対岸に打ちあがった。磨墨は川の中程から水勢のため斜めに流され、ずっと川下から岸に乗りつけた。
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
食
常用漢字
小2
部首:⾷
9画
“生食”で始まる語句
生食物