“橄欖林”の読み方と例文
読み方割合
かんらんりん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
パレスタイン第一の橄欖林かんらんりんあり。皆古木。何千株なるを知らず。橄欖の実は九月に熟す。生食せいしよくし、塩蔵し、オリーブ油を製し、また石鹸しやぼんの原料となる。
岩の山、畑なくして唯処々しよ/\橄欖林かんらんりん或は稀に葡萄畑を見る。馬車とまりし或小屋にては、白き桑実くはのみを売れり。白、紫両種あり、皆果実の為に植うるなり。ダマスコ附近には養蚕用の桑畑ありと云ふ。