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すみなわ
ふりがな文庫
“すみなわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
墨縄
75.0%
墨繩
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
墨縄
(逆引き)
広き都に置きかね
漂泊
(
ただよい
)
あるきの渡り大工、段々と
美濃路
(
みのじ
)
を
歴
(
へ
)
て
信濃
(
しなの
)
に
来
(
きた
)
り、折しも
須原
(
すはら
)
の長者何がしの隠居所作る手伝い柱を削れ羽目板を
付
(
つけ
)
ろと
棟梁
(
とうりょう
)
の
差図
(
さしず
)
には従えど、
墨縄
(
すみなわ
)
の
直
(
すぐ
)
なには
傚
(
なら
)
わぬ
横道
(
おうどう
)
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
……いつか
宿直
(
とのい
)
の折、光秀どの御自身のおことばでは、
大内城
(
おおうちじょう
)
、
里見城
(
さとみじょう
)
などの天守の写し図も、
角倉
(
すみくら
)
なにがしの
墨縄
(
すみなわ
)
の秘書なども、すべて、お手許に御秘蔵とか聞きました。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すみなわ(墨縄)の例文をもっと
(3作品)
見る
墨繩
(逆引き)
まっすぐで、規則正しく、冷然として、垂直になっており、定規をあて
墨繩
(
すみなわ
)
を引き
錘鉛
(
すいえん
)
をたれて作られたもののようだった。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
整然として薄ら明るく、
墨繩
(
すみなわ
)
で設計され、あたかも
裃
(
かみしも
)
をつけたようにきちんとしている。一介の町人が国家の顧問官となったようにかしこまっている。中にはいってもたいてい明らかに見える。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
すみなわ(墨繩)の例文をもっと
(1作品)
見る
“すみなわ”の意味
《名詞》
綿などに墨を染み込ませた墨壺に付いている墨が付き、材木に直線を引くための糸。墨糸。
規範。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
すみ
なは
なわ
ぼくじよう