“すがたみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
姿見75.9%
姿見鏡20.7%
大玻璃鏡3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひと身體からだ一部分いちぶぶんを、何年なんねんにもないでます場合ばあひおほいから……姿見すがたみむかはなければ、かほにもはないと同一おなじかもれぬ。
霰ふる (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
十七位の時分は寧ろ姿全體にうつるもの——姿見鏡すがたみでなくつても、硝子戸なんぞでも氣まりが惡かつたので見ないふりをして、その癖誰も見るものがないとしげしげと見詰めたものです。
鏡二題 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
化粧室なる大玻璃鏡すがたみの前には、今しも梅子の衣紋えもん正して立ち出でんとするを
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)