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すいかく
ふりがな文庫
“すいかく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
酔客
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
酔客
(逆引き)
生憎
(
あいにく
)
其方
(
そなた
)
に
踽
(
よろめ
)
ける
酔客
(
すいかく
)
の
膁
(
よわごし
)
の
辺
(
あたり
)
を
一衝撞
(
ひとあてあ
)
てたりければ、彼は
郤含
(
はずみ
)
を打つて二間も
彼方
(
そなた
)
へ
撥飛
(
はねとば
)
さるると
斉
(
ひとし
)
く、大地に
横面擦
(
よこづらす
)
つて
僵
(
たふ
)
れたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
帽子も
鉄鞭
(
てつべん
)
も、
懐
(
ふところ
)
にせしブックも、
薩摩下駄
(
さつまげた
)
の
隻
(
かたし
)
も投散されたる中に、
酔客
(
すいかく
)
は半ば身を
擡
(
もた
)
げて血を流せる右の
高頬
(
たかほ
)
を平手に
掩
(
おほ
)
ひつつ
寄来
(
よりく
)
る婦人を
打見遣
(
うちみや
)
りつ。彼はその前に
先
(
ま
)
づ
懦
(
わるび
)
れず会釈して
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
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