“じゅうき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
什器87.9%
戎器3.0%
柔肌3.0%
重寄3.0%
銃器3.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
摺物すりものおうぎ地紙じがみ団扇絵うちわえ等に描ける花鳥什器じゅうきの図はその意匠ことに称美すべきものあり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
当直の人々や近所の人々によって火は消されたが、室内の什器じゅうきはほとんど用をなさなかった。重要な書類はことごとく消失した。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
当時に至るまで政論を唱えたるものは主として東京にあり、かつ民間にありて政論に従事せしものはおもに旧幕臣または維新以来江戸に居留せし人々に係る、地方土着の士人に至りてはなお脾肉ひにくせたるを慨嘆し、父祖伝来の戎器じゅうきを貯蔵して時機をちたる、これ当時一般の状態にあらずや。
近時政論考 (新字新仮名) / 陸羯南(著)
それもそのはず、この女天の成せる玉質柔肌じゅうき態媚容冶たいびようや常倫を絶しる者ほとんど神かと乱れ惑うた。
しかも、一国の重寄じゅうきに任ずる城代家老としては、しゅうの恨みを晴らすということも大切であろうが、それよりもまず主家の祭祀さいしの絶えざることを念とするのが当然だと信じたのである。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
警官たちも今はこれまでと、下から銃器じゅうきでもって応じた。上と下とのはげしいうちあいはしばらくつづいた。警官たちは、どんどん新手あらてをくりだして、怪魔をめたてた。
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)