“じやうふんべつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
上分別100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
受たる十三兩の金子はまけてあげやうほどに跡の金を殘らず御返しなされ然すれば此事は是切これきりにして上るなり夫が一番上分別じやうふんべつなまじひにおし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
安井やすゐがもし坂井さかゐいへ頻繁ひんぱん出入でいりでもするやうになつて、當分たうぶん滿洲まんしうかへらないとすれば、いまのうちあの借家しやくやげて、何處どこかへ轉宅てんたくするのが上分別じやうふんべつだらう。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)