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じゃくまく
ふりがな文庫
“じゃくまく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寂寞
96.8%
寂莫
3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寂寞
(逆引き)
と
藜
(
あかざ
)
の杖を曳きながら幡随院へやって来ると、良石和尚は
浅葱木綿
(
あさぎもめん
)
の衣を
着
(
ちゃく
)
し、
寂寞
(
じゃくまく
)
として坐布団の上に坐っている所へ勇齋
入
(
い
)
り
来
(
き
)
たり
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
古き空、古き銀杏、古き
伽藍
(
がらん
)
と古き墳墓が
寂寞
(
じゃくまく
)
として存在する間に、美くしい若い女が立っている。非常な対照である。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
じゃくまく(寂寞)の例文をもっと
(30作品)
見る
寂莫
(逆引き)
雪の上は灰色に凍って、見渡すかぎり、
寂莫
(
じゃくまく
)
としている。その時私の母は四十幾つであった。脊の低い
痩
(
やせ
)
た人柄であった。私は
未
(
いまだ
)
に当時のあたりの
傷
(
いたま
)
しい景色が身に浸みていて忘れられない。
北の冬
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
じゃくまく(寂莫)の例文をもっと
(1作品)
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