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じゃくばく
ふりがな文庫
“じゃくばく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寂寞
50.0%
寂莫
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寂寞
(逆引き)
翁のゆきし後、火は
紅
(
くれない
)
の光を放ちて、
寂寞
(
じゃくばく
)
たる夜の闇のうちにおぼつかなく燃えたり。夜更け、潮みち、童らが
焼
(
たき
)
し火も旅の翁が足跡も
永久
(
とこしえ
)
の波に消されぬ。
たき火
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
じゃくばく(寂寞)の例文をもっと
(1作品)
見る
寂莫
(逆引き)
楼婢
(
ろうひ
)
を介して車を
頼
(
たのん
)
だが、
深更
(
しんこう
)
に
仮托
(
かま
)
けて応じてくれ無い、止むを得ず雨を
衝
(
つい
)
て、
寂莫
(
じゃくばく
)
たる長堤を
辛
(
ようや
)
く城内まで
漕
(
こぎ
)
つけ、
藤堂采女
(
とうどううねめ
)
、
玉置小平太
(
たまおきこへいた
)
抔
(
など
)
云う、藩政時分の家老屋敷の並んでいる
枯尾花
(新字新仮名)
/
関根黙庵
(著)
じゃくばく(寂莫)の例文をもっと
(1作品)
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