トップ
>
しんじゆん
ふりがな文庫
“しんじゆん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
浸潤
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浸潤
(逆引き)
此の二三日
絲
(
いと
)
のやうな
小雨
(
こさめ
)
がひツきりなしに降續いて、
濕氣
(
しつき
)
は骨の
髓
(
ずゐ
)
までも
浸潤
(
しんじゆん
)
したかと思はれるばかりだ、柱も疊も惡く
濕氣
(
しつけ
)
て、
觸
(
さは
)
るとべと/\する。
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
貞操道徳が全く
弛廢
(
ちはい
)
してしまつて、遊女崇拜が藝術の世界にまで
浸潤
(
しんじゆん
)
して來た幕府時代には、男の働きで
妾
(
めかけ
)
を
蓄
(
たくは
)
へることなどは
寧
(
むし
)
ろ名譽で、國持大名などは、その低能臭い血統の保持のために
銭形平次捕物控:194 小便組貞女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
市井の
底
(
そこ
)
に住む
人等
(
ひとたち
)
の
脂
(
あふら
)
と汗とが
浸潤
(
しんじゆん
)
してか、地は、
陰濕
(
じめ/″\
)
してどす黒い………其のどす黒い地べたに、ぽツつり/\、白く
洒
(
しや
)
れた
貝殼
(
かひがら
)
が恰で
研出
(
とぎだ
)
されたやうになツてゐる。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
次第に其の頭に
浸潤
(
しんじゆん
)
して行くのであつた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
しんじゆん(浸潤)の例文をもっと
(3作品)
見る
検索の候補
うる
しみわた
しんじゅん
にじ