“しりょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
思慮93.8%
師旅6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずれの中学校でも一番ぎょしがたいのは三年生である、一年二年はまだ子供らしい点がある、四年五年になると、そろそろ思慮しりょ分別ふんべつができる
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
内乱などということは、外国のできごとだとしか考えていなかったかれにとっては、それは全く思慮しりょにあまることだった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
子路率爾そつじとしてこたえて曰く、千乗の国大国の間にはさまりて加うるに師旅しりょを以てしかさぬるに饑饉ききんを以てせんとき、ゆうこれをおさめば、三年に及ばんころ、勇ありみちを知らしめん。夫子之をわらう。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)