“しらげ”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
白毛	33.3%
志良宜	33.3%
白精	33.3%

白毛

「ふふーン」兄は大きい歎息（ためいき）をついて、白木警部のさし出す懐中電灯の下に、その得態（えたい）の知れない白毛（しらげ）に見入りました。

崩れる鬼影 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)

これは恐（おそ）らく、博士夫妻の外（ほか）に知った人間は、兄が最初だったことでしょう。兄は勇躍して、その白毛（しらげ）のようなものをポケットから取り出しました。

崩れる鬼影 (新字新仮名) ／ 海野十三(著)

志良宜

こは志良宜（しらげ）歌^八なり。また歌よみしたまひしく

古事記：02 校註　古事記 (その他) ／ 太安万侶、稗田阿礼(著)

白精

謝（しや）しつゝお光は泣顏（なきがほ）隱し井戸端へ行き釣上（つりあぐ）る竿（さを）を直なる身の上も白精（しらげ）の米（よね）と事變り腹いと黒き其人が堀拔（ほりぬき）井戸の底（そこ）深（ふか）き謀計（たくみ）に掛り無實の汚名（をめい）を

大岡政談 (旧字旧仮名) ／ 作者不詳(著)