“しゅせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
守成40.0%
守睛20.0%
朱泚20.0%
酒精20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし保が助教授になっていたのは藩学の儒学部で、道悦が小学教授になっていたのはその医学部である。道悦も父祖に似て貨殖に長じていたが、終生おも守成しゅせいを事としていた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
額に巠骨けいこつなく、眼に守睛しゅせいなく、鼻に梁柱りょうちゅうなく、また、脚に天根てんこんなく、腹に三じんなし。もし私が官吏になったら身を敗るのみです。かず、泰山にあって、鬼をすべし。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これ吾の及ばざる所なり。子遠の死を以て吾を責むるも、またこの意なるべし。唐の段秀実、郭曦においては彼の如く誠悃せいこん朱泚しゅせいにおいては彼の如くの激怒、しからば則ち英雄みずか時措じそよろしきあり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
不眠と不養生と、酒精しゅせいで、眼の血走った、妙に気違い染みた顔は、馴れない者には、決してい感じではありません。