“しゅかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
主客85.7%
守覚7.1%
酒客7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
数行すうこう主客しゅかくともに興たけなわとなり、談論に花が咲き、元気とか勝気かちきとかいさましい議論の風発せるあいだに、わが輩は退席せんとして玄関に出た。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
仁和寺にんなじ御室みむろ守覚しゅかく法親王が参内、孔雀経くじゃくきょうの法で祈り、天台座主覚快かくかい法親王も揃って祈祷した。これは変成男子へんじょうなんしの法という秘法で、胎内の女児を男児に変成するものである。
仁和寺にんなじ御室みむろ守覚しゅかく法親王は孔雀の法、天台座主覚快かくかい法親王は七仏薬師ぶつやくしの法、三井寺の円慶えんけい法親王は金剛童子の法、そのほか五大虚空蔵ごだいこくうぞう、六観音から、普賢延命ふげんえんめいにいたるまで
ソレカラ長崎に出たとき、二十一歳とはいながらその実は十九歳余り、マダ丁年ていねんにもならぬ身で立派な酒客しゅかくただ飲みたくてたまらぬ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
始めてお目にかかって自分の事を云うようであるが、私は元来の酒客しゅかくかも大酒たいしゅだ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)