“しやうじや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
精舎58.3%
精舍25.0%
生者8.3%
聖者8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがてナブルスに着き、羅甸らてん派の精舎しやうじや宿しゆくす。総じてパレンスタインの僧舎は、紹介状だに持参せば、旅客を泊むる仕組にて、此処にも幾個の客床かくしやうを設けあり、食堂もそなはる。
精舍しやうじやの段の前面に
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
神の聖心みこゝろやはらぐ日までわれ此罪のためにこゝにこの重荷を負ひ、生者しやうじやの間に爲さざりしことを死者の間になさざるべからず。 七〇—七二
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
われまことを汝に告げむ、汝これを生者しやうじやに傳へよ、神の使者つかひ我を取れるに地獄の使者よばはりて、天に屬する者よ 一〇三—
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
許多あまた聖者しやうじや獻身者の像にして、下より望み見るべからざるものは、新に我目前まのあたりに露呈し來れり。われは絶頂なる救世主の巨像の下に到りぬ。ミラノ全都の人烟は螺紋らもんの如く我脚底に畫かれたり。