“しでん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
紫電77.8%
私田11.1%
芝田11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
横合から紫電しでん一閃、平次は眞つ二つ——と思ひきや、一髮の違ひで危ふく免れました。
せっかく、行われた大化の革新も、でたらめ制度に堕し、個人が私田しでん私兵しへいを持つことは禁ずという根本の国政を、てめえたちの栄達を分け取りするために、めちゃくちゃにしてしまやがった
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
寶鼎はうてい金虎きんこそんし、芝田しでん白鴉はくあやしなふ。一瓢いつぺう造化ざうくわざうし、三尺さんじやく妖邪えうじやり、逡巡しゆんじゆんさけつくることをかいし、また頃刻けいこくはなひらかしむ。
花間文字 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)