“しつじゆん”の漢字の書き方と例文
語句割合
湿潤100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暑い湿潤しつじゆんな風土に適し、土壌は粘質ねんしつで、排水がよければ何処でもよい。だが、風当りの強い、石礫地せきれきちや、砂質の石灰岩質の土壌には適さない。
浮雲 (新字旧仮名) / 林芙美子(著)
なかに一ところ湖神こしんもうけの休憩所きうけいしよ——応接間おうせつまともおもふのをた。村雨むらさめまたしきりはら/\と、つゆしげき下草したぐさけつゝ辿たどると、むやうな湿潤しつじゆんみぎはがある。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)