“ざんぎく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
残菊50.0%
殘菊50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さてこの折選に入りしもの一等に米光関月よねみつかんげつの『千石岩せんごくいわ』二等に斎藤渓舟さいとうけいしゅうの『残菊ざんぎく』、田口掬汀の某作等ありしと記憶す。
書かでもの記 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
みづやがてさとくるわ白粉おしろいよどむといへども、のあたり、寺々てら/″\まつおとにせゝらぎて、殘菊ざんぎくしづくいさぎよし。十七ばかりのものあらをんなおびほそこしよわく、たらひかゝへてつ。
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)