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さざ
ふりがな文庫
“さざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小
66.7%
密
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小
(逆引き)
しきつめた
小
(
さざ
)
れ
石
(
いし
)
のうえを、牛車の厚い
轍
(
わだち
)
が、邸内の奥ふかくまで、
重々
(
おもおも
)
と
軋
(
きし
)
み巡って来るまに
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
湾はその内そとに、
小
(
さざ
)
れ
島
(
じま
)
の島影をいくつも重ね、
夜凪
(
よなぎ
)
のゆるい波が
浦曲形
(
うらわなり
)
に白かった。そしてさっきから
渚
(
なぎさ
)
に待機していた人影もみな黙りこくって、遠くへ面をむけあっていた。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さざ(小)の例文をもっと
(2作品)
見る
密
(逆引き)
それゆえに手を分けて、毎夜、川すじの怪しい舟をあらためているのじゃが、只今、この
土橋
(
どばし
)
のほとりへまいったところ、下の小舟の
苫
(
とま
)
のうちで、甘やかな、女の
密
(
さざ
)
め
語
(
ごと
)
が洩れる……
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さざ(密)の例文をもっと
(1作品)
見る
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