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ごばつ
ふりがな文庫
“ごばつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御罰
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御罰
(逆引き)
神職 いや
布気田
(
ふげた
)
、(禰宜の名)払い清むるより前に、第一は神の
御罰
(
ごばつ
)
、神罰じゃ。
御神
(
おんかみ
)
の
御心
(
みこころ
)
は、仕え奉る
神
(
かん
)
ぬしがよく存じておる。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
予
(
われ
)
將
(
は
)
た
汝等
(
おぬしら
)
の
確執
(
なかたがひ
)
を
等閑
(
なほざり
)
に
視過
(
みすご
)
したる
罪
(
つみ
)
によって、
近親
(
うから
)
を
二人
(
ふたり
)
までも
失
(
うしな
)
うた。
御罰
(
ごばつ
)
に
漏
(
も
)
れたる
者
(
もの
)
はない。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
神職 (
吻
(
ほっ
)
と息して)——千慮の一失。ああ、
致
(
いた
)
しようを
過
(
あやま
)
った。かえって淫邪の鬼の
形相
(
ぎょうそう
)
を火で明かに映し出した。これでは
御罰
(
ごばつ
)
のしるしにも、いましめにもならぬ。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
地獄の針の山を、痒がる
土根性
(
どこんじょう
)
じゃ。茨の鞭では
堪
(
こた
)
えまい。よい事を申したな、別に
御罰
(
ごばつ
)
の当てようがある。何よりも先ず、その、世に浅ましい、鬼畜のありさまを見しょう。見よう。
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ごばつ(御罰)の例文をもっと
(2作品)
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