“こんぴらさま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
金比羅様40.0%
金毘羅様40.0%
金毘羅樣20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その築地の入口のかどに地蔵様か金比羅様こんぴらさまか知らん小さな堂がある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
東京では虎の門の金毘羅様こんぴらさまと、蠣殻町かきがらちょう水天宮すいてんぐう様とが競争者で、一方の縁日がお天気なら他の一方は大抵雨が降るといいますが、たといそんなはずはなくても、なんだかそういう気がするのは
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
つかはすにより緩々ゆる/\滯留たうりうして金毘羅樣こんぴらさまへも參りたり江戸にもなきめづらしき船遊山ふなゆさんでもして春になつてからゆるりと歸るがよし然すれば我等も都合して貴樣たち
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見廻しけるに首はおちず何事も無健全まめ息災そくさいなり依て我が家へ立歸りしぞと物語ものがたりしかば娘はうれしく是全く金毘羅樣こんぴらさまの御利益りやくならんと早々うが手水てうずにて身をきよめて金毘羅の掛物を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)