“このかげ”の漢字の書き方と例文
語句割合
此影100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
らうことなら、自分じぶんだけ陰氣いんきくら師走しはすうち一人ひとりのこつてゐたいおもひさへおこつた。やうや自分じぶんばんて、かれつめたいかゞみのうちに、自分じぶんかげ見出みいだしたとき不圖ふと此影このかげ本來ほんらい何者なにものだらうとながめた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)