“こちよう”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
枯膓	50.0%
誇張	50.0%

枯膓

彼は世を恨むる余（あまり）その執念の駆（か）るままに、人の生ける肉を啖（くら）ひ、以つて聊（いささ）か逆境に暴（さら）されたりし枯膓（こちよう）を癒（いや）さんが為に、三悪道に捨身の大願を発起（ほつき）せる心中には、百の呵責（かしやく）も

金色夜叉 (新字旧仮名) ／ 尾崎紅葉(著)

誇張

文學上（ぶんがくじよう）の一種（いつしゆ）の誇張（こちよう）といふもので、いくらか輪（わ）をかけて感（かん）じ深（ふか）くいひ表（あらは）すのが、文學（ぶんがく）のほんとうの爲方（しかた）だと、今（いま）ですらも考（かんが）へてゐる學者（がくしや）・文學者（ぶんがくしや）が多（おほ）いのですから、これくらゐのことは

歌の話 (旧字旧仮名) ／ 折口信夫(著)