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こくら
ふりがな文庫
“こくら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小倉
92.4%
木暗
3.8%
木闇
1.3%
穀蓏
1.3%
黒裸
1.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小倉
(逆引き)
暑い木陰のない路を歩いてきて、ここで汗になった
詰襟
(
つめえり
)
の
小倉
(
こくら
)
の夏服をぬいで、瓜を
食
(
く
)
った時のうまかったことを清三は覚えている。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
こくら(小倉)の例文をもっと
(50作品+)
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木暗
(逆引き)
冷え冷えと青い
木暗
(
こくら
)
がりをつつむ広大な
城戸
(
きど
)
の内は、
鑁阿寺
(
ばんなじ
)
の七堂
伽藍
(
がらん
)
をもあわせて、裏山にまで屋形の屋根を望ませていた。いうまでもなく足利党の宗家、足利貞氏の本拠だった。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こくら(木暗)の例文をもっと
(3作品)
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木闇
(逆引き)
……なぞと詰まらない反感を起しながら門の前を通り過ぎようとしているところへ、その鬱蒼たる樫の
木闇
(
こくら
)
がりの奥から聞こえたのが今の呼声だ。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
こくら(木闇)の例文をもっと
(1作品)
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穀蓏
(逆引き)
春生じ、夏長じ、秋自ら後に傳はるの子を遺し、冬自ら生活の閉止を現はすのが、
穀蓏
(
こくら
)
の多數が示すところの、四季の影響である。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
こくら(穀蓏)の例文をもっと
(1作品)
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黒裸
(逆引き)
彼は竹籠の中へもどって
銅鈴
(
すず
)
を鳴らした。スルスルスルスル。えいや、えいや。上へあがるやいな彼はあたりへ向って
黒裸
(
こくら
)
の両手を
宙
(
ちゅう
)
へ振ッて報告した。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
こくら(黒裸)の例文をもっと
(1作品)
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